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視察や研究

ドイツとハンガリー出張1:フランクフルトでの展示会へ

新年早々に毎年ドイツのフランクフルトで行われる世界最大級の展示会「ハイムテキスタイル」へいってきました。最初の2日間はほぼ観光。すいません(笑)

【1日目】

初日はフランクフルト空港に着いてから、特急でデュッセルドルフの友人宅へ。せっかく来たのだから観光へ出かけたいと夜の街を散策しました。風も涼しくて気持ちよく、とりあえずビールを求めて・・・

 

この河に映る街路樹の景色。最高じゃないですか??

 

入ったお店は昔から由緒あり有名なシューマッハアルト。ソーセージとシュニッツエル、そしてビールを堪能。後からわかったのですが、飲み干した後にコースターでカップをフタするまで、永遠に次のビールが出てくるシステムでした。結局3杯飲みました。皆さんもご注意を!また陽気なおっちゃんがいたので、樽からビールを注がしてもらいました。

 

これは友人宅の窓からの風景。いちいちオシャレだ!

【2日目】

夕方フランクフルトへ帰る予定のため、今度は途中にあるケルンへ。駅前にあるケルン大聖堂は時代を感じさせる程よい汚れ感で(良い表現が思いつきません)、建物とステンドグラスの大きさに圧倒されました。

 

また最近増えていますが、アプリ登録(カード決済)で自由に乗り回せる自転車やキックボードが街中に乗り捨てられています。アプリの地図で探して乗り、降りたいところに放置できるので便利!当たり前のようにみんな使っています。キックボードは充電式のため、その充電をしたらお金がもらえる仕組みになっていました。

その自転車で散策していると、川岸には普通にヤギがいて穏やかな風景に癒され、

 

そこを抜けてからまたビールタイム。ここではケルンで有名なケルシュというビールを2杯いただきました。

【3日目】

やっと展示会に潜入です!

とにかく規模が大きい。東京ビッグサイト級の展示場がいくつも並び、館内では全てテキスタイル関連の生地や素材、小物や寝具などの商談が行われています。撮影禁止が多いためあまり写真を撮れませんでしたが、様々なブースを覗いて勉強してきました。

うろうろしていると、REDOWNという文字が目に入りました。日本ではまだ馴染みがありませんが、海外ではダウンの再利用が増えていて、ダウンジャケットから羽毛ふとんまで様々なダウンが再利用されています。そんな話を聞いてみたいとその会社へ寄って聞いてみると、日本は法律が追いついていないので、まだ大きな商売にはならないそう。でも世界がSDGsのような流れにあるため、これからは日本でも増えてくるようです。ちなみに日本でも、有名なアパレルメーカーなどは再生羽毛を使い始めています。羽毛はいくらでもある資源ではないため再利用は良いとは思いますが、現在でも新品とうたって販売する悪徳業者もあるため、今後増えていけば特に既製品には警戒が必要かもしれません。

現に品質はやはり落ちるようで、ダウン率(ダウンと羽の比率)だけでも、良くて60%〜80%程度だということです。

他にもドイツで有名な羽毛メーカーであるピーターコールのブースにお邪魔しました。奥の部屋へ入ると、なんとソーセージでお出迎えされました(笑)

最後は社長と娘さんとでハイチーズ!

そしてお待ちかね!夜はもちろんビールで乾杯。内緒ですが、だいたいこの3日で4リットルは飲みました・・・どんだけ飲むねん(笑)

4日目はハンガリーへ飛び、羽毛農場からFBZ社(ハンガリー大手の羽毛メーカー)への見学を予定しています。ここからがこの旅一番の目的です!

 

 

【ドイツとハンガリー出張2】はここをクリック

2020年1月8日