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【マットレスに敷布団が必要な理由】

今回はマットレスの話。
マットレスを購入する際に、家具屋さんだとベッドパットとシーツを敷けば良いと言われることが多いかと思います。でもそれだけでは薄いというのが私の考えです。

上を向いて自然体で眠ることで、カラダへの負担が少なくなり睡眠の質は向上します。横向き寝が基本となっている人もいますが、横向き寝は上向き寝よりもカラダの狭い面で体重を支える必要があり、肩や肺の圧迫など、カラダに負担を与えて自然体での睡眠を阻害します。そのため寝返りは考えつつも、敷寝具は上向き寝を目的に準備する必要があります。

上向き寝で眠るために、敷寝具に求められる基本的なポイントが2つあります。

①背中からお尻にかけての寝心地
お尻は出ているため敷寝具は沈む必要があり、背中は反っているため敷寝具は支える必要があります。敷寝具が硬いと、お尻が沈まないことで背中は浮いて腰に空間ができます。逆に柔らかいと、体重の半分近くはあるお尻が沈み込んで必要以上に腰が圧迫されます。そうなると硬くても柔らかくても腰に負担がかかり、自然と横向きになってしまうのです。腰痛の原因になることもあります。このカラダのバランスをとるためには、ベッドパットよりも厚い、薄めの敷布団が必要なのです。

②背中の湿度コントロール
背中には太い動脈が通り、背中はカラダの発汗の7割と言われるほど汗をかきます。この汗を敷寝具が吸わないことで湿度が上昇し、背中の蒸れ感から横向き寝になってしまいます。素材がしっかりと湿気を吸ってくれることで、湿度は安定して無駄な寝返りも減ります。だからしっかり湿気を吸える薄めの敷布団が必要なのです。もちろん湿気を吸える素材でないとダメなため、生地と中綿は吸湿性のある綿や羊毛、ラクダなどの自然素材でないといけません。湿気を吸うということは、冬場の保温性にも関係してきます。

さらに寝心地だけでなく、敷布団はマットレスに優しい機能を果たしてくれます。敷布団がカラダとの間に入ることで、掛かる荷重も分散されてマットレスのヘタリが軽減されます。また敷布団は洗えるため、清潔に使うことができるだけでなくマットレスの汚れ防止にもなります。

最後に、マットレスや敷布団の硬さや厚みの違い、また眠る人のカラダに合っているかどうかでも寝心地はかわります。わからなければご相談ください。

2021年7月2日