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夏場の冷感パットがダメな理由

夏場に量販店や寝具店へ行くと、多くのお店では冷感パットが目に見えるところに展示されています。安くて買いやすいし、触ってみると冷たく感じ、「蒸し暑い日には良さそう!」と思って購入する方もいますが・・・

 

ラベル表示の素材を見てもらうと、生地や中綿はポリエステルがほとんど。ポリエステルは汗をあまり吸わないため、この上で寝ていると背中は蒸れて更に蒸し暑さを感じるようになります。写真には「寝返りで冷んやりが持続」と書いてありますが、言い方を変えると、「寝返りしないと暑いよ」ということです。寝返りは血流やカラダをホグす意味で必要ですが、この様な冷感パットを使って背中が蒸し暑くなると、カラダにはストレスとなり涼しいところを探して寝返りが多くなります。無駄な寝返りが多いと、カラダはゆっくり休んで眠れません。

 

安価な化学繊維の冷感パットは、「眠る前は冷たいけど、眠ると蒸れて睡眠にはマイナスになる」そういった寝具になります。以下の写真では「吸湿性・吸水性抜群!」とありますが、微量な吸湿性と吸水性であって、カラダに近い場所に使うと睡眠には適さない素材なのです。

 

 

他にも寝具には化学繊維が使われているものが多くありますが、素材には適材適所があります。敷パットやパットシーツなどは、綿や麻などの自然素材でできた眠っている間に良いものを使いましょう!

2024年6月8日