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これが本物のムートンシーツだ!

【ムートンシーツデビューしてみませんか?】

5年ほど前までムートンといえば、見た目が暑苦しくて不潔そうだし、メンテナンスがめんどうで高額なだけやと思ってました。でも紹介がきっかけで、ムートン職人にお会いして工場見学をさせてもらってから、ムートンに対する意識がかわりました。もともと羊毛は寝具に適した物だとは理解してたけど、ムートンは違うものだと勝手に判断していました。

ムートンシーツの寝心地は、ふわふわしてるから気持ち良いというイメージがあると思いますが、そんな簡単なものではなくて、ふわふわの毛がカラダを浮かせてくれるため、横になっていると腰や肩が痛いという方でもカラダへの負担が少なくなります。体圧分散することで寝返りもしやすく、ムートンシーツは寝心地をつくる敷寝具だということです。

上からの写真だとこんな感じ。色が濃いものは毛の先にクリンプ加工がされていて、さらに支えがあり長持ちします。上からだとわかりにくいですが、35mmタイプで長い毛になります。

下のものも28mmタイプ。もちろん高密度のものです。

しかも羊毛だから吸湿発散効果があって背中は蒸れにくく、そして空気の層ができるため断熱効果もあります。見た目の重厚感とは違った優しさがあるのがムートンシーツです。

そして当店がおすすめするのが、一般的なのとちょっと違うムートンシーツ。よくあるムートンはメリノ種という羊の品種で、生後4ヶ月程度の子羊の初めて毛刈りしたスプリングラムスキンを使います。でも当店おすすめのものは、メリノ種とドーセット種を掛け合わせ、しかも2回目の毛刈りで採取したムートンシーツです。毛質は少し硬くなりますが、体圧分散に優れて強度もでます。さらに水処理でなくドライ系で洗うことで、臭いも抑えています。ここも重要!

見た目の暑苦しそうなのも、吸湿性と保温性の相反する動きから蒸れ感が少なく、麻カバーなどを使いながら夏場も使えます。不衛生のように見えても、ムートンの中はダニが好むよりも低い湿度のため特にダニが多いわけでもなく、水溶性の汚れをはじくためこまめに洗う必要もありません。数年使ってメンテナンスに出していただいた方が傷みも防いで長持ちすることはありますが、年間毎日使うと考えると必要なものかもしれません。

現在、ドーセットの交配種は主に2種類を在庫しています。
メリノ種も2種類あります。気になる方は、是非見にきてもらえたらと思います。
ムートンシーツの良さは体感しないとわかりません(^^)

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2024年11月16日